離乳食はいつ始めた方がいいの?
2024.04.12
みなさんこんにちは!保育士みー先生です。
今回は、「離乳食」についてのお話です。
離乳食を開始する時期は一般的に生後5、6か月と言われることが多いのですが、
実は月齢で開始するより、お子様の発達を目安にするのがおすすめです。
離乳食を始める発達の目安とは?
・首の座りがしっかりしている
・支えると座れる
・両手で上半身を支えられる
・食べ物を見てヨダレが出たり口をパクパクする
・手を口に入れるようになる
などが挙げられます。
まだお子様の心と身体の準備が整っていない状態で離乳食を開始してしまうと、
お子様の発達や健康に影響を与える可能性があります。
離乳食の開始時期が子どもの発達に合っていないとどんな影響があるの?
離乳食開始時期が、お子様の発達に合っていないとどんな影響があるのか
詳しく解説していきます。
・消化器系の未熟さ:・・・赤ちゃんの消化器系は生後数か月で徐々に成熟していきます。
離乳食を早く始めると、消化器系が十分に準備されていない場合、消化や栄養の吸収に問題が生じる可能性があります。
・アレルギーのリスク・・・ 離乳食を早く始めることで、赤ちゃんがアレルギーを持つ食品に早期に触れることになります。
特に、アレルギーのリスクが高い食品(例:卵、魚、乳製品、ナッツなど)を早期に導入すると、
アレルギーの発症リスクが高まる可能性があります。
・乳児の栄養不足・・・ 乳幼児期は乳またはミルクが主な栄養源です。
離乳食を早く始めると、乳またはミルクを十分に摂取しない場合、赤ちゃんの栄養不足が生じる可能性があります。
・噛む力や飲み込む能力の未熟さ・・・ 離乳食は、赤ちゃんが噛む力や飲み込む能力を発達させる重要な段階です。
早期に離乳食を始めると、赤ちゃんのこれらの能力が未熟なままになる可能性があります。
離乳の必要性と離乳食の役割とは?
では、そもそも離乳食ってなぜ必要なのでしょうか。
①成長に伴う栄養要求量の補給
②消化機能の増強
③摂食機能の発達を助長
④精神発達の助長
⑤食習慣の形成
どれも成長に大切なことばかりですね。
特に、摂食機能がうまく発達できないと丸飲みになることも。
丸飲みは命に関わることもありますので、
お子様にあった進め方がとても大切になってきます。
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