アドバイザー紹介~あずささん(PT)~
2025.01.21
皆さんこんにちは!
保育士のななです。
「プラスコネットを利用したいけど、申し込むのに一歩踏み出せない」
「どのアドバイザーに相談してよいかわからない」
「役立つアドバイスがもらえるか、不安」
このように感じている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、アドバイザーのことを知っていただき、安心して相談頂けるように、専門家のことを紹介しています。
今回は、理学療法士のあずささんをご紹介します!
普段はどんなお子さんに関わることが多いですか?
児童発達支援事業所に勤めているので、未就学(0~6歳)のお子さんに関わることが多いです。
片麻痺やADHDのお子さんもなかにはいらっしゃいますが、いわゆるグレーと呼ばれるようなお子さん(診断はつかないものの、発達障害の傾向がある)が多いです。
診断がついていないお子さんに関わることが多いのですね。どんなアドバイスをされていますか?
ことば、社会性、運動発達、手先の発達、認知、学習など、全般的にご相談にのっています。
理学療法士の方で、運動発達に限らず、全般の相談にのってくれる方は珍しいですよね。
理学療法士になる前、歯科助手として歯医者さんで働いていたことがあるんです。
患者さんの中には、「院長先生には相談しにくかったんだけど…」と本音で悩みや不安を相談してくださる方がいらっしゃいました。
「院長先生など人任せにせず、私が困っていることを解決したい!」と感じ、いろいろ勉強しました。特定の分野だけでなく、いろいろな視点から考えることが必要だと思っています。
相談しやすい親身な姿勢と専門職としての知識を持ってアドバイスするように意識しています。
多面的にお悩みについて考えてみると、アドバイスも変わってきそうですね。お子さんやそのご家族と関わるうえで、どんなことに気を付けていますか?
「課題の原因+好きなこと」でアプローチしたいと思っています。
まずはお子さんの目線を知って、どういう場面でワクワクするのか、たくさん情報収集させていただいています。
お子さんが「イヤだ」と拒否反応を示していることがある場合は、その理由を考えます。
できないから?興味がないから?つまらないから?
その理由次第でアプローチは変わります。
ただそれを繰り返し練習するだけでなく、学習できる入り口を見つけていくようなイメージです。
例えば、字を書く練習をしたい場合は、お絵描きがいいのか、触って形を知るところから始めたらいいのか、などを考えていきます。
同じお悩みでも、その原因やお子さんの好きなことによってアプローチを変えているのですね!
コネットを利用してくださるご家族にどんなふうになってほしいですか?
本当は困りごとなく、楽しく生活してほしいです。
ただ、困りごとを0にするのは難しいと思うので、楽しく乗り越えられるサポートがしたいです。
専門職への相談は、緊張したり、ちょっと憂鬱に思ったりする方もいらっしゃるかもしれません。
でも、どんなことでも気軽に相談してほしいです。
例えば「筋力が弱いのは鍛えたら治るのか」「ことばの発達はこんな感じかなと思っていたのに検診で遅いっていわれて不安…」など、疑問や心配でももちろん大丈夫です。
以前に比べてできるようになったことを一緒に喜べるような関係でいたいです。
勤務している発達支援事業所では、「塾に行くのではなく、遊園地に行くのが楽しみだな」くらいの感覚で通ってもらえるのを目指しています。
素敵です!最後に皆さんにメッセージをお願いします。
小さなお悩みから大きなお悩みまで、なんでも相談してほしいです。
「分野外かも…」等も気にせず、とにかくまずはお話していただきたいです。
悩んでいる時間を私に共有していただき、前向きに乗り越えていけるよう、一緒に考えていきましょう!
発達に関わるすべてのこと(からだとことば、学習の困難さなど)